志位共産委員長「菅首相は中身は支持されていない」 脱小沢の演出だけ
共産党の志位和夫委員長は14日、東京・千駄ヶ谷の党本部で開いた参院選決起集会で、菅直人内閣の高支持率について「人事その他で脱小沢を演出し、多くのメディアが持ち上げた。それだけが原因だ。新首相の政治の中身が支持されているわけではない」と指摘した。
さらに、「鳩山前政権の失敗は民主党政権全体の共同責任だ。ところが菅氏は『米軍普天間飛行場と政治とカネの問題は、前任者が辞めたことでけじめが付いた』と述べた。国民を欺(ぎ)瞞(まん)する姿勢だ」と、首相を批判した。
また志位氏は、首相が野党時代に、民主党が政権を取れば沖縄の米海兵隊の米国内への移転を提案すると発言していたことを指摘。「沖縄県民が納得できる説明が必要だ。衆院本会議の代表質問で聞いてみたい。きちんとした答弁ができなければ、首相は、米国のいいなりに自らの主張を投げ捨てた批判を免れない」と語った。
志位委員長の指摘は全く正しい。今全力でマスコミがオキナワを隠している。あれほど鳩山降ろしに利用しても、用済みになればこの扱いである。南アフリカに多数のカメラが進出する今、どこの局が辺野古に取材に行っているだろう?
さらに一番の謎は、オキナワ問題で民主党を見限ったと言っていた元支持者達が急に支持率が高くなったと喜んでいる姿である。