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<バカサヨ><一部のクズ利権談合業者>の星、小沢一郎が行った謁見一か月ルール破りについて、前回は民主主義国家、法治国家としての道理からこの問題に反対したのだが、今回は結果論として一体どういう事態をもたらしたのか考えてみたいです。
小沢氏は「事実上元首の立場にあり、世界で唯一の長い伝統と歴史のある天皇陛下に、共産主義を国是とする中国の次のボスと思われる人が拝謁を願い出ていることは誇らしいことだ」とも語った。
いつから天皇陛下は国家元首になったのか?まして一部の保守の方で天皇の元首化を望む声は高い、けれどそれはあくまで憲法を改定した場合であって、現時点で元首で無いものを元首だと言い張るのは、勝谷のような自称保守を騙すつもりの偽装だろうが、自身の行いで皇室に対する尊敬の念が無いのに、いくらバカサヨが取って付けたような保守モドキ発言をしても無駄だろう。その上陛下のお立場、元首であるかどうかと今回の問題とは全く無関係、話をはぐらかしているだけだ。(むしろ元首であった方が余計小沢の罪は大きくなると思うのだが)
問題は後半、シナの次のボスが謁見に来るのが誇らしい・・・ここの部分をして一部バカサヨでは無い中道主義の人間の中には「将来の中国の代表が日本で戴冠する事が慣例化すれば外交カードになる。」などと書いている人がみられて驚きだ。
あたかも皇帝とローマ法王みたいな図式を想い描いているのだろうが、なんとなく「天皇は英国王室より上の唯一の皇帝」というコピペの影響を受けている気配もするが、それは置いておくとしても、この論法には二つ問題があると思う。
一つは〝果たして本当に謁見を願い出たシナ有力者は天皇を尊敬しているのか?〟という根本問題だ。自分の考えは残念ながらそれを否定する。小沢の論法からするとわざわざ遠方よりお出ましになって傅くのだから、天皇を尊敬しているに違いないという単純な理屈なのだろうが、これは自ら破った一か月ルールをめぐる問題を観てもそうじゃ無いのは明らか。
分かりやすい例えで言えば織田信長と足利義昭の関係で考えればよい。織田信長は自らの権威を高める為に足利義昭を奉じて京都に上洛した。時代劇でも絶対に出る有名なシーンだが、立場上織田信長は自らより遥かに位が上の将軍を奉じてはいるが、一体どれほどの人間が信長が将軍を尊敬していると見るだろうか?それは信長が将軍を奉じるという見かけ上の立場とは裏腹に、全て信長の都合とスケジュールで管理される将軍の有り様を観て誰しも直観的に感じる事だろうし、事実後で反逆した(位の上では反逆じゃないんだが・・)将軍を廃した。一体小沢やシナ有力者からの「謁見の願いで」が本当に日本との友好を願ってのものか、小沢の自己満足やシナ有力者の国内事情による地盤固めなのかは、それはやはり後者としか考えれない。
一部の中道の方が言う「天皇陛下がシナ代表に戴冠させる」というのはあくまで日本側からの希望的見方であって、実際にはこういう言い方は残念なのだが、「天皇陛下に謁見の機会を作らせるくらいの実力があるので次の代表」という図式の方が正しいと思う。つまり成人の儀式で近隣の森のヌシを捕まえて来い、みたいな一種の通過儀礼的な扱いを日本の皇室にする事が果たして本当に友好なのだろうか?
そしてもう一つこれは誰にも明白に明示された事実だからわかると思うのですが、実際に謁見以後のシナが行った事を観れば、謁見が日本との友好を促進したどころか、全く逆の華夷秩序を構築する為の儀式の一つだった事が明白になる。つまりシナ太子が天皇陛下に謁見に来たのでは無くて、シナがテリトリーを誇示する為に巡察に来た・・・という図式を狙っているとしか思えない。
かねてよりバカサヨは「保守は中国を叩いてばかりいるが、現在の首脳部は日本と友好を願っている。その首脳部を叩けば軍部や過激派が喜び、日本にマイナスになる」と言っていた。それが完全に間違いだった事が証明された。バカサヨの言う〝穏健派〟が全く穏健でも何でも無かった・・・という事はこの際忘れて、現在の首相に当たる温家宝が仮に穏健派だとしよう。じゃあなんで尖閣衝突事件が起きたんだろうか?
一部の報道だとか青山ズバリでも言っているが、尖閣衝突事件もその後に起こった反日デモもシナの中の反日過激派の右翼、軍部が画策したことで、現在の首脳部と対立関係にある者が仕掛けた政治闘争だという話がある。でその政治闘争を仕掛けたのは誰かと言えば、次の首脳になると言われている習近平と言われているじゃないか。全ての事件がこの人物がやったとはもちろん言えないだろうが、なんらかの関わりがあったとして日本との友好どころか反日デモを政治闘争に利用したりするあたり、利用出来れば何でも利用するだけの人間じゃないか。つまり習にとっては天皇陛下との謁見も今の時節に有利と考えただけに過ぎない。仮にもともと反日強硬派という評価の習を〝戴冠〟させたのだとすれば、それこそ日本の国益に大ダメージじゃないか。そんなマイナスになる謁見を、さらに国内の明文化されている一か月ルールまで破らせてまでも実現させた小沢一郎はまさに売国奴と言って差し支え無いだろう。気に食わない人間がいれば何でも売国奴という風潮は嫌いだが、事実本当に売国奴の場合は、万難を排しても売国奴と言わなければいけない。
さらに習が強硬派だというだけじゃなく、もともと穏健派とされる温一派までも、国内の強硬派との対立関係から、日本に対して甘い対応がし難くなった事も見逃せない。つまり対日強硬派との対抗上、国内で〝弱腰〟と非難されない為に穏健派と言われていた人間までをも強硬的に走らせているとすれば、それこそ強硬派の思うつぼじゃないだろうか?最近のシナは空母の建造やステルス機の開発、漁業監視船の新造、原子力潜水艦活動の活発化、宇宙の軍事利用促進など、どのように考えてもバカサヨが育てたはずの穏健派の片鱗も無いくらいに軍事拡張路線を走っている。一体この状況で習が首相になった場合、どのような恐ろしい事態になるか想像できない。むしろ習をなんとしても陛下と謁見させるのを阻止するべきだった。
つまり小沢一郎が行った特例会見は、日本とシナの友好どころか全てマイナスに働き、取り返しのつかない国益を損なってしまったわけである。
小沢氏、ネット会見で特例会見問題を説明 小沢氏はこれまで特例会見への関与を否定してきた。小沢氏は「事実上元首の立場にあり、世界で唯一の長い伝統と歴史のある天皇陛下に、共産主義を国是とする中国の次のボスと思われる人が拝謁を願い出ていることは誇らしいことだ」とも語った。 小沢氏は週刊文春(2月3日号)のインタビューでも「宮内庁長官が陛下はお疲れだとか、他の日程があるとか屁(へ)理(り)屈(くつ)をつけた」「陛下のご体調が優れないのであれば、ほかのどうでもいい日程を外せばよいことだ」などと発言した。 宮内庁の羽毛田信吾長官は27日の定例記者会見で「個人的な気持ちとして悲しいおっしゃりようという感じはある」と述べた。
by bluegreenEXT
| 2011-01-29 13:35
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